抽選(応募抽選)
数量にかぎりのある枠を、先着ではなく抽選で公平に割り当てるための機能です。ショーの観覧席やイベントの参加枠のように「並んだ順ではなく、応募した方から公平に選びたい」ときに使います。
大きな流れはこうです。管理画面で抽選イベントを作り、受付を開始します。お客様は LINE の会員ページ(LIFF)から応募します。受付を締め切ると、応募者のなかから定員ぶんをランダムに抽選します。当選した方には期限までに参加を確定してもらい、期限までに確定されなかった枠は、残りの応募者から自動でくり上げ当選します。お客様側の画面は「抽選への応募(お客様の画面)」を参照してください。
場所: サイドバー「予約 > 抽選」
メニューが表示されないとき
「抽選」は予約機能のメニューグループに入っています。予約機能を使わない契約や、予約の管理権限がないアカウントではサイドバーに出ないことがあります。表示されない場合は権限をご確認ください。
全体の流れ
イベントは「下書き → 受付中 → 締切 → 抽選済み → 終了」と進みます。抽選を実行すると当選者が決まり、その後は参加確定の期限切れや、くり上げ当選の状況にあわせて集計が更新されていきます。
1. 抽選イベントを作る
一覧画面の右上「新規作成」から、イベントの内容を登録します。

おもな項目は次のとおりです。
- タイトル / 説明: お客様の応募画面にそのまま表示されます。何の抽選かがひと目で分かる名前にします。
- アイキャッチ画像(任意): 応募画面の上部に表示される画像です。公演のビジュアルなどを設定すると、お客様に内容が伝わりやすくなります。
- 対象店舗: 特定の店舗のイベントにしたいときに指定します。指定しなければ全店舗が対象です。
- 定員 / 定員の単位: 当選させる上限です。単位は「人数(名)」と「組数」から選べます。たとえば「30名」なら、当選者の来店人数の合計が 30 名になるまで当選させます。
- 1組あたりの最大人数: 1件の応募で申し込める人数の上限です(代表者がまとめて申し込む想定)。
- 受付開始 / 受付終了: お客様が応募できる期間です。
- 抽選日時: この時刻を過ぎると、システムが自動で締め切って抽選します(手動でも実行できます)。
- 確定期限(分): 当選のお知らせから、お客様が参加を確定するまでの持ち時間です。たとえば「60」なら、当選から 60 分以内に確定してもらいます。
- 当選超過発行率(%) / 超過時のくり上げ方針: くり上げの挙動を調整します(後述の「7. くり上げ」を参照)。
- 応募に必要なラベル: 特定のラベルが付いたお客様だけに応募を絞りたいときに指定します。指定しなければ、どなたでも応募できます。
2. 受付を開始する
作成した直後のイベントは「下書き」です。一覧または詳細画面から受付開始すると「受付中」になり、お客様が応募できるようになります。

一覧では、各イベントのタイトル・ステータス・定員・抽選日時が確認できます。行をクリックすると詳細画面が開きます。
応募用リンク・QRコードをお客様に配布する
イベント詳細画面の「応募用リンク」に、お客様が応募画面を開くためのURLとQRコードが表示されます。「コピー」でURLをコピーして LINE のリッチメニューに設定したり、QRコードを保存して会場やチラシに掲示したりして、応募を集めます。

3. 応募状況を確認する
詳細画面の上部に、応募・当選・確定などの件数がまとまって表示されます。下部の「応募一覧」には、応募者が受付番号順に並びます。

応募一覧の上部にあるチェックボックス(応募中 / 当選(確定待ち)/ 参加確定 / 期限切れ / 落選 / 取消)で、状態をしぼり込んで表示できます。
4. 電話などで来た応募を代行で追加する
店頭や電話で受けた応募も、管理画面から代わりに登録できます。応募一覧の操作から、対象のお客様と来店人数を指定して追加します。同じお客様は 1つのイベントに 1回だけ応募できます。
5. 締め切って抽選する
受付を締切にしてから、抽選実行を押すと、応募者のなかから定員ぶんをランダムに選びます。抽選日時を過ぎると、この締切と抽選はシステムが自動で行います。

抽選のやり直しはできません
抽選は公平性を保つため、一度実行すると同じイベントで引き直しはできません。定員・対象・応募締め切りに間違いがないか、実行前に確認してください。
6. 当選・確定の状況を見る
抽選後は、ステータスが「抽選済み」に変わり、当選・確定・期限切れ・落選などの件数が更新されます。

- 当選: 当選したが、まだ参加を確定していない人数です(確定待ち)。
- 確定: 当選者のうち、期限内に参加を確定した人数です。
- 期限切れ: 確定期限までに確定されず、当選が無効になった人数です。
- 確定枠 / 定員: 参加確定した合計が、定員に対してどこまで埋まったかを表します。
7. くり上げ当選
当選者が期限までに参加を確定しなかった枠は、残っている応募者から自動でくり上げ当選します(毎分のシステム処理で補充されます)。詳細画面のくり上げ実行から手動で補充することもできます。
くり上げは、作成時の「当選超過発行率」と「超過時のくり上げ方針」で挙動が変わります。超過発行率を高くすると最初から多めに当選させて確定率の低下に備えられ、方針で「定員に届かなくてもくり上げを打ち切る」か「可能なかぎり補充する」かを選べます。
8. 名簿を CSV で出力する
応募一覧の「CSVダウンロード」から、応募者の名簿(受付番号・表示名・人数・ステータス・各日時)を CSV で書き出せます。当日の受付名簿として印刷したり、表計算ソフトで集計したりできます。

9. 当日の入場受付(QR・バーコードで確認)
参加確定したお客様の LINE 画面には、入場用の QR コードとバーコードが表示されます(お客様側は「抽選への応募」を参照)。当日は、これを係員が読み取って入場を記録します。受付番号を見せるだけの運用と違い、なりすまし・使い回し・申込人数を超える入場を防げます。
入場を記録する方法は3つあります。読み取り機の有無や混雑状況に合わせて選べます。
- 改札スキャナ: 応募一覧の右上「入場受付(スキャン)を開く」から、カメラで QR / バーコードを連続で読み取る画面を別タブで開きます(店舗のチェックインスキャナと同じ操作感で、管理メニューは表示されません)。読み取るたびに「入場OK(氏名・入場人数)」「入場済み」「無効なコード」が表示されます。入口での連続受付に向いています。
- 一覧から入場: 応募一覧の各行の「入場」ボタンでも記録できます。氏名と確定人数を確認してから登録します(受付番号での照合にも使えます)。
- お客様の画面のボタン(時短): お客様の参加確定画面には「係員の前で入場する」ボタンがあり、係員の前でこのボタンを押す(お客様が押しても、係員がお客様の画面で押しても可)と入場が記録されます。読み取り機を用意しなくてもよいので、混雑時に最速です。

応募一覧の「入場状況」列で、入場済み(入場時刻つき)か未入場かを確認できます。
入場は1回だけ
一度入場を記録すると、その応募は「入場済み」になり、二度目の入場はできません(同じ画面・スクリーンショットの使い回しを防ぎます)。入場時には申込時の人数を実入場人数として記録するため、申し込んだ人数を超える入場も防げます。
入場コードの表示を切り替える
お客様の画面に表示する入場コードは、**「両方(QR+バーコード)」「QRコードのみ」「バーコードのみ」**から選べます。読み取り機に合わせて切り替えてください。設定場所は、サイドバー「設定 > マイページ」の「抽選の入場コード表示」(会員証の表示設定と同じ場所)です。

通知について
当選・落選・くり上げなどのお知らせは、お客様の LINE に届きます。現状は通常の LINE メッセージ配信(従量課金の対象)で送られます。落選のお知らせを送るかどうかは、イベント作成時に選べます。
配信通数をおさえたいとき
お知らせは一斉配信ではなく、対象者へ 1通ずつ送られるため、応募母数がそのまま通数になります。LINE ミニアプリのサービスメッセージに載せ替えることで通数外(無料)にできますが、これはミニアプリ化が前提です。大規模なイベントで配信費用が気になる場合はご相談ください。
注意点
- 抽選は暗号的な乱数を使って公平に行われ、一度実行するとやり直しはできません。
- 同じお客様は 1つのイベントに 1回だけ応募できます。
- 参加確定は定員をハードな上限として扱うため、定員を超えて確定されることはありません。
- イベントを削除できるのは、まだ抽選していない状態(下書き・受付中・締切)のときだけです。抽選後のイベントは記録として残ります。